栄養 2023.05.25
気になる1日の脂質摂取量！脂質の役割とは？〜台東区上野・浅草パーソナルジムN-fitness〜
ダイエットで避けられがちな脂質。
そんな脂質には、身体へどのような影響があるのか。
摂取は控えたほうがいいのか？そもそもそんな栄養素なのか？
今回は脂質の役割をダイエットとの関係かrあ、1日の摂取量と合わせて解説させていただきます。
脂質とは？〜台東区上野・浅草パーソナルジムN-fitness〜
脂質とは三大栄養素（エネルギー源）のうちの１つです。
脂質は主に単純脂質、複合脂質、誘導脂質の３つに分けることができます。
１つずつ解説していきます。
・単純脂質
グリセロールと脂肪酸が結合したものです。
食べ物に多く含まれていて、代表的な脂質として中性脂肪が存在します。
中性脂肪は単純脂肪に該当し、最もポピュラーな脂質と言えるでしょう。
・複合脂質
グリセロールと脂肪酸に加えて、糖類やリン酸などが結合しています。
・誘導脂質
単純脂質や複合脂質が加水分解されることで出現する脂質です。
代表的なものとしてコレステロールやステロイドなどがあります。
この３つの脂質を構成する大切な栄養素があります。
それが『脂肪酸』です。
脂肪酸は大きく分けて飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の二つに分けることができます。
飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の詳細は下記をご覧くださいませ⬇︎⬇︎⬇︎
飽和脂肪酸とは？体への影響〜上野・浅草パーソナルジムN-fitness〜
不飽和脂肪酸とは？体への影響〜上野・浅草パーソナルジムN-fitness〜
不飽和脂肪酸はさらに一価飽和脂肪酸と多価飽和脂肪酸の二つに分けることができます。
特に多価飽和脂肪酸には重要な役割があるので次の章で詳しく解説をさせていただきます！
脂肪酸については下記を参考にしてみてください！⬇︎⬇︎⬇︎
【解説】DHA・EPAって？脂肪酸とは？
脂質の役割
脂質には下記のような役割があります。
・エネルギー源
・ホルモンや細胞膜の構成
脂質は三大栄養素である炭水化物、タンパク質と共にエネルギー源になります。
【エネルギー源】三大栄養素解説〜台東区上野・浅草パーソナルジムN-fitness〜
炭水化物、タンパク質が1gにつき4kcalなのに対し、脂質は1gにつき9kcalのエネルギーを発生させる一番効率の良いエネルギー源と言えます。
また、脂質はホルモンや細胞膜の構成する大切な栄養素になっています。
上記でも少し触れたとおり、脂質を構成している「脂肪酸」という栄養素があります。
その中でも多価飽和脂肪酸は体内で合成することのできない脂肪酸である必須脂肪酸とされています。
必須脂肪酸は体内で合成することができないため、食事からの摂取が必要不可欠です。
不足した状態が続いてしまうと皮膚が乾燥してしまったり、脂肪肝になってしまうリスクがあるので注意が必要です。
種類としてはDHA、EPA、リノール、,α-リノレン酸、アラキドン酸があります。
この必須脂肪酸の役割の一つに、脂溶性ビタミン（ビタミンA.D,E,K）の吸収を助ける役割があります。
脂溶性ビタミンには身体の機能を正常に保ちます。
脂溶性ビタミンについては下記の記事を参照ください⬇︎⬇︎⬇︎
【解説】ビタミンAとは？妊婦は要注意！？豊富な食材と合わせてご紹介！
【解説】”若返りビタミン”ビタミンEが豊富な食材！ビタミンEの働きとは？
上記のように脂質には様々な役割があります。
ですが、ダイエットでは避けられがちです。
では、そんな脂質がダイエットとどのような関係があるのか？下記より解説させていただきます！
ダイエットと脂質の関係/1日の摂取量
上記でも解説をさせていただいた通り、脂質は1gにつき9kcalあるため、タンパク質・炭水化物に比べてカロリーが高いことがわかります。
そのため一番カロリーをカットしやすい三大栄養素が脂質です。
脂質の摂取量を減らすことで大幅にカロリーを減らすことができます。
脂質を制限するダイエット法もありますが、低脂質の食事でのデメリットも考慮に入れていきたいところです。
脂質制限ダイエットの記事は下記よりご参照くださいませ⬇︎⬇︎⬇︎
【完全版】『脂質制限』で筋肉をそのままにダイエット！”糖質制限と比較”して徹底解説
このダイエット法では、脂質の摂取量を全体の20%以下に抑えます。
ただし、脂質は身体に必要な栄養素であることを忘れてはいけません。
脂質を減らしすぎてしまうと、肌が乾燥してしまったり、便秘になってしまうなどの不調が起きてしまいます。
必要最低限の脂質は摂取していけるように心がけていきましょう。
ダイエット中にオススメの油があります。
それは不飽和脂肪酸である青魚や大豆の油です。
両方とも悪玉コレステロールを減らし、青魚はなんと内臓脂肪を減らしてくれる効果も期待できます。
脂質を上手に摂取し、無理のないダイエットをしていきましょう！
気になる！コレステロールとは？
コレステロールとは脂質の中の一つです。細胞膜やホルモン生成の材料になっています。
コレステロールはHDLコレステロール、LDLコレステロールの2種類に分ける事ができます。
ここでは簡単に説明をさせていただきます。
HDLコレステロール
HDLコレステロールは善玉コレステロールと言われているコレステロールです。
肝臓で増えすぎたコレステロールを回収し、肝臓へ戻す働きをしてくれます。動脈硬化を抑制する働きがあります。
HDLコレステロールって何？善玉の意味
LDLコレステロール
LDLコレステロールは悪玉コレステロールと言われているコレステロールです。
肝臓で生成されたコレステロールを全身に運びます。増えすぎると動脈硬化の原因になってしまいます。
LDLコレステロールって何？悪玉の意味
コレステロールを下げたい方は、下記も合わせてご確認くださいませ⬇︎⬇︎⬇︎
【徹底解説】コレステロールを下げる！気をつけたい食事・栄養素
まとめ
いかがでしたでしょうか？
悪者扱いされがちな脂質について、誤解はとけたでしょうか？
5大栄養素に数えられる脂質が不必要な栄養素な訳がありません。
ダイエットや健康維持に励む方も、バランスの良い食習慣を身につけて頂ければと思います。
3大栄養素のバランスのについては下記をご参照くださいませ⬇︎⬇︎⬇︎
【３大栄養素／ダイエット】理想のPFCバランスとは？〜台東区上野・浅草パーソナルジムN-fitness〜
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