栄養 2024.01.16
【栄養学・脂質】コレステロールの消化・吸収〜台東区浅草のパーソナルジムN-fitness〜
「コレステロール」なんとなく聞いたことはあるけど詳細を知らない人がほとんどだと思います。
コレステロールを簡単に言うと細胞膜や身体の働きを手助けしてくれて、脂肪の消化や吸収をするために必要な物質です。
体への影響についてご説明させていただきます。
コレステロールとは?〜台東区浅草パーソナルジムN-fitness〜
どんな物質もそうですが、過剰な摂取や多く体内に存在してしまうと体に異変が起きてしまいます。
コレステロールでいうと、炎症反応による血管の壁を傷つけての動脈硬化が考えられます。
それに起因して、心筋梗塞や脳梗塞などの原因にもなってしまいます。
コレステロールを多く含む食品として乳製品や肉、ラード、臓物類、卵類といった食品類が挙げられます。
それでは、コレステロールが体内でどんな活躍をしてくれているのかお話していきましょう。
コレステロールの消化・吸収・役割とは?
まずコレステロールは体内で分解されません。
そして、悪いイメージのあるコレステロールの主な役割は以下の2点です。
・細胞膜の構成要素
・ステロイドホルモンなどの原料
では脂質の消化と合わせて、コレステロールがどのように活躍していくのか見ていきましょう。
上述した通り、コレステロールは分解されることなく、そのままの形で吸収されます。
分解されないコレステロールは体内で循環します。
その際に、他の主な脂質である中性脂肪やリン脂質とともに、キロミクロンという物質を構成して、鎖骨周辺のリンパ管から血流へと運ばれます。
キロミクロンは脂肪組織や筋肉、肝臓を経由して、中性脂肪とリン脂質を運搬した後、コレステロールだけを残します。
残ったコレステロールはLDLコレステロールとして、末梢組織までコレステロールを運搬します。
このLDLコレステロールがいわゆる「悪玉コレステロール」と呼ばれるしろものです。
このあと、肝臓でHDLコレステロール(善玉コレステロール)として余分なコレステロールを回収、体外へ一部排出を行います。
これがコレステロールの運搬の流れです。
まとめると、LDLによってコレステロールを体に行き渡らして、HDLで余分なコレステロールを回収、排出するという流れとなります。
どちらも重要な役割と言え、数値はバランスの取れたものである必要があります。
HDLコレステロールって何?善玉の意味〜台東区上野・浅草パーソナルジムN-fitness〜
LDLコレステロールって何?悪玉の意味〜台東区上野・浅草パーソナルジムN-fitness〜
「HDLコレステロール」と「LDLコレステロール」
上記で述べた通り、コレステロールには2種類存在します。
それぞれ大切な役割があり、食事や体質によってLDLコレステロールが増えすぎてしまったり、HDLコレステロールが少なすぎるとコレステロールバランスが崩れてしまいます。
血管内にコレステロールが蓄積して、血管を傷つけたり、動脈硬化などの生活習慣病の要因になります。
原因は、運動不足や食事内容の偏りです。
飽和脂肪酸の取り過ぎは注意が必要ですね。
飽和脂肪酸とは?体への影響〜上野・浅草パーソナルジムN-fitness〜
飽和脂肪酸は肉の脂身、バター、生クリームなどに多く含まれています。
インスタントラーメンにも多く含まれており、不摂生が直接的に関与すると言えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
コレステロールが体内でどのように利用され、消化・吸収されるか、流れを理解頂けたでしょうか?
脂質の働きについても詳しく解説しております。
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