ダイエット 2023.06.28

【糖新生】肝臓のさまざまな働き〜台東区上野・浅草パーソナルジムN-fitness〜

私たちの内臓器官である肝臓。
肝臓にどんな働きがあるか細かく理解している人は少ないのではないでしょうか？
ダイエットに励む方にとっても、肝臓の働きは無視できるものではないです。

肝臓が日々行っている働きによって、日々の体調が左右されたり、体型に対してのアプローチにも関わる大事な器官が肝臓です。
ここでは、そんな肝臓についてご説明していきます。

肝臓の働き〜台東区上野・浅草パーソナルジムN-fitness〜

肝臓とは、私たちの内臓器官であり、代謝に関わる重要な器官となります。
また、アルコールの分解に使用されることはメジャーな働きとして認知されているのではないでしょうか？

アルコールの分解はご存知の通り肝臓で行われる為、休肝日を設定したりと、飲酒する方には切っても切り離せない器官です。

それでは、肝臓の主な働きについてご紹介していきます。

・代謝活動

【肝臓の働き】代謝活動〜台東区上野・浅草パーソナルジムN-fitness〜

・エネルギーの貯蔵

【肝臓の働き】エネルギーの貯蔵〜台東区浅草パーソナルジムN-fitness〜

・胆汁の生成・分泌

【肝臓の働き】胆汁の生成・分泌〜台東区上野・浅草パーソナルジムN-fitness〜

・解毒

【肝臓の働き】アルコールと解毒〜台東区浅草パーソナルジムN-fitness〜

アルコールに関してお話ししましたが、これは「解毒」にあたります。
アルコールの分解を一手に担う肝臓は、働く大人が壊しやすい器官の第一位なのではないでしょうか。

続いて着目して欲しいのが「代謝活動」です。

肝臓には、口から摂取したエネルギー源である糖質やタンパク質、脂質を貯蔵し使いやすいように分解・使用までの役割を担っています。
基礎代謝量の約20%ほどは、この肝臓によるエネルギー産生が担う形となります。

つまり、肝機能がうまく活動できない状態は、代謝活動への影響が計り知れないため、痩せにくい体になる一要因になりえます。

代謝異常といわれる状態は、肝臓の疲弊が考えられる場合があります。

「肝グリコーゲン」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかと思います。
これは肝臓がエネルギー効率の高いブドウ糖を貯蔵していることを指し、血中のグリコーゲン量が減少した際に利用する事が出来ます。

ダイエット中はトレーニングなどの運動によりグリコーゲンの利用量が高くなり、食事制限などで糖質を抑えた食生活を行っている場合は筋グリコーゲン（筋肉に貯蔵されたグリコーゲン）や肝グリコーゲンを使ってエネルギーを供給することが多いです。

つまり、肝臓によるグリコーゲンの貯蔵はダイエットにマストな状況と言えます。

また、胆汁は消化活動に必要となり、脂肪やタンパク質の吸収・分解に必要なだけでなく、体外へ老廃物を流す働きがあります。
常に肝臓から分泌されるものであり、肝臓の機能として大事な要素となります。

※グリコーゲンに関しては別途詳しく解説いたします。

糖新生と肝臓

糖新生時の肝臓の働きについて解説していきます。

糖新生とは、血中のグリセロールが足りない状態（絶食に近い状態）で起きやすく、糖の代わりにエネルギーをアミノ酸等から供給する機能であり回路です。
糖新生の流れは下記でご参照くださいませ⬇︎⬇︎⬇︎

【解説】糖新生とは何？〜台東区上野・浅草パーソナルジムN-fitness〜

糖新生は肝臓によって行われます。
つまりダイエット時に、糖質制限等で不足したエネルギーをまかなうのに利用される機能で、材料は上記でもあげたアミノ酸や脂肪酸によります。

糖の不足によりインスリンの活動を抑制したりと、エネルギーを脂肪にかえる仕組みを阻害できる為、減量時に脂肪を落とす事に寄与できると考えられています。
ただ、この状態は飢餓による生命活動の維持機能としてヒトに組み込まれている機能です。
現代のような飽食の時代では、厳しい食事制限として私生活に支障をきたすことも考えられますが、ダイエット効果も高いものと言えます。

うまく糖新生を利用することです、理想の体重減を手に入れることも可能です。

過度な空腹感も考慮に入れて、食事制限については短期的及び中期的なプランで食事管理を行う事を推奨します。

【解説】糖新生とダイエット〜台東区上野・浅草パーソナルジムN-fitness〜