皆さんは甘いものがお好きですか？
日々生活をしていく中で、甘い物を食べたくなる時があるかと思います。

食べ過ぎてしまうと太ってしまうと気にされる方も多いはずです。

甘い物で気になるものと言えば【砂糖】ですね。

今回は、砂糖とは何が悪いのか？そもそもどんなものなのかを解説していきます。

砂糖って何が悪いの？〜台東区上野・浅草パーソナルジムN-fitness〜

砂糖の原料

砂糖の原料は「サトウキビ」と「てん菜」という植物から作られています。
てんさいから作られた砂糖は、サトウキビから作られた砂糖よりも甘味があっさりしている特徴があります。

それぞれ、茎と根から作られていて、結晶として取り出したものがお砂糖になります。

一般的に私たちの生活で使用されているものは「白砂糖」と呼ばれるもので、スクラロース（ショ糖）とも呼ばれます。

砂糖の歴史は古く紀元前から、人間に好まれていた背景があります。
ご興味のある方は調べてみてください！

砂糖は健康被害の研究も多く存在し、現代では規制を強める動きも間々見られます。

さて、そんな砂糖ですが私たち日本人にも馴染み深く、シュガージャンキーなどと呼ばれるほどの中毒性を持ちます。

砂糖も摂り過ぎにおいて、依存症があると覚えておくと良いでしょう。

 

砂糖の作り方の違い

砂糖は作り方の違いによって「精製糖」と「含蜜糖」という2種類がございます。

私たちが日頃よく目にする砂糖も、精製糖か含蜜糖の2種類に分ける事ができ、一般的に料理に使われる白砂糖の上白糖や少し褐色を帯びている三温糖、グラニュー糖などは精製糖の一種です。
また黒砂糖（黒糖）などの原材料の風味が強く残っているものは含蜜糖に当たります。

 

　精製糖　

　上白糖　　三温糖　グラニュー糖

↑

強く癖のない甘味が特徴

 

含蜜糖

　黒糖　かえで糖

↑

素材特有のコクのある甘みが特徴

 

では、精製糖と含蜜糖の作り方がどのように違うのか、私たちにとって馴染み深いサトウキビを例にご説明していきましょう。

 

　　　　含蜜糖　　　　　　　　　　　

1. サトウキビを収穫
2. 汁を搾る
3. 不純物を取り除く
4. 煮詰めて濃縮する
5. 固形化する

 

　　　　精製糖

※1から4までは含蜜糖と一緒になります。

1. 結晶と糖蜜に分離
2. 不純物を取り除き様々な工程を繰り返す
3. 結晶化する

 

この様に含蜜糖と精製糖では作り方が異なります。
精製糖の製造工程ではミネラルなどを含む糖蜜と結晶を分ける精製を行なっている為「ショ糖」と呼ばれる砂糖の甘味を生み出す物質の割合が多いです。

精製糖は一般的にショ糖の純度が高く、例えばグラニュー糖なら成分の99.95％をショ糖が占めています。

一方、含蜜糖はショ糖の結晶と蜜を一緒に固めるため、ショ糖の割合は精製糖よりも比較的低くなります。
例えば、含蜜糖の一種である黒砂糖ではショ糖の割合は75％〜86％程です。

 

種類によって健康効果は変わる

砂糖に種類があることはお分かり頂けたかと思いますが、どちらの方が健康に良いかと気になる方も多くいらっしゃるかと思います。
ここからは精製糖と含蜜糖がそれぞれ体にどんな影響を与えるのか解説させて頂きます。

含蜜糖にはミネラルが含まれる

含蜜糖には精製糖に比べてミネラルが多く含まれております。
ミネラルには様々な種類がありますが、体の組織を作ったり、機能を維持、調節したりする上で必要不可欠な栄養素です。

【徹底解説】ミネラルウォーターの”ミネラル”って何？〜台東区上野・浅草パーソナルジムN-fitness〜

 

精製糖は体に悪いわけではない

白砂糖は体に悪いと聞いた方も多くいらっしゃるかと思います。

結論から申しますと身体に悪い影響はありません。

また、含蜜糖には独特なこくがある為、デザート以外の食事で使うのは不向きと言われています。

身体に悪い影響がない！と単純に考えるのではなく、絶対量を考えるのが良いです。

体に悪くないものも摂りすぎると、異常を発症する場合があります。

砂糖はその最たるもので、普通に摂取する分には食事に彩りや生活にハリをもたらしてくれる代物です。
そこを履き違えないように心がけましょう。

 

砂糖の体への害や危険性/砂糖が悪いと言われる所以

・糖尿病の原因になる

糖尿病の遺伝的素因のある人がエネルギーを取り過ぎていたり、運動不足でエネルギー過剰な場合、糖尿病が起りやすくなると言われています。
砂糖も含めたエネルギーを過剰に取らない食事が大切だということです。

砂糖単体に原因を求めるのは、いささか問題がありそうですが、砂糖の依存度の高さを考慮に入れると控えめな摂取を心がけた方がよろしいかと思います。

 

・虫歯になりやすい

虫歯菌（ミュータンス菌）は砂糖が大好きです。
これも砂糖に限った話ではなく、虫歯菌はパンやご飯などの糖質を好みますので、食べたあとは歯を磨句など口内環境の整備が必要と考えられます。

 

・食べ過ぎると太る

食べ過ぎると太ってしまいます。砂糖は炭水化物の一種です。

日本で一般的に使われている砂糖は上白糖で、ブドウ糖と果糖が1つずつ結合した（ショ糖）ものです。
お米や小麦などのデンプンはブドウ糖がたくさん結合したもので、体に入ると分解しなければならずその分、吸収が緩やかです。

上白糖の場合、ブドウ糖と果糖が結合しただけのものなので分解・吸収が速く速効性のあるエネルギー補給には適していますが、血糖値の急上昇を招くなどの弊害もあります。

インスリンの急上昇・急降下は、身体へのダメージが大きものです。
インスリンは急上昇した血糖値を下げる為に大量に分泌される事で、エネルギーを脂肪へと運搬する為、肥満ホルモンなどと呼ばれます。

インスリンの感受性がバカになっている状態は、ダイエットにおいても好ましくない為、砂糖などを避ける必要があるというのも事実です。

 

※上述した通り、砂糖単体に悪を求めるのはやり過ぎという判断も出来ます。
大事なのは、ご自身の状況に合わせた食事の選択です。
甘いものが好きなのに、それ自体を絶ち続けると無理が生じて、ストレスも溜まるものです。
やり過ぎ摂り過ぎがない塩梅をご自身で見つける必要があるでしょう。

【解説】人工甘味料は虫歯を防ぐ！？糖尿病や血糖値・インスリンのあれこれ〜台東区上野・浅草パーソナルジムN-fitness〜

 

まとめ

いかがだったでしょうか？

今回は砂糖の種類や何が害を与えるかを解説させて頂きました。

様々な料理などに使用されている砂糖ですが、取り過ぎてしまうと身体に害がありますので、取り過ぎには注意しましょう。