ダイエット 2023.11.25

ダイエットにおける運動強度「METs」メッツとは何？〜台東区浅草パーソンルジムN-fitness〜

「METs」とは何か？そして何がわかるのか？

簡潔に説明すると、安静時と比較して運動時にどれだけのエネルギーを消費したかを示す値のことを指します。
運動時のエネルギーはダイエットにおける重要事項になりますので、METsとダイエットの関係性について、METsの内容を深掘りしながら詳しく解説していきます。

METsとは？〜台東区浅草パーソナルジムN-fitness〜

先ほど簡潔に説明させていただいたMETsについてより詳しく見ていきましょう。

上記の通り、METsとは安静時と比較して運動時にどれだけのエネルギーを消費したかを示しています。
より詳しくすると、安静時の酸素摂取量を3.5ml/kg/分を1とした時、運動で何倍のエネルギーを消費したかで運動強度を示したものとなります。

3.5/kg/分とは、１分間に体重１kgあたりに3.5mlの酸素を取り込んだという意味になります。

では「国立健康・栄養研究所」が出しているMETs表を参考に日常動作で考えてみましょう。

はじめに、METsの指標となる3.5/kg/分（1METs）のエネルギーを消費するのは睡眠時やソファーで横になり静かにテレビを見ている時などです
確かにソファーでテレビを見ている時に全身ガチガチでテレビを見ている人はいませんよね、多くの方が体をソファーに預けてリラックスしているかと思います。

次に少し飛んで4METsのエネルギー消費をする日常動作です。
4METsになると、通勤や通学、洗濯物を干すなどが挙げられます。

洗濯は通勤、通学と同じくらいに疲れるということがわかりました。

とはいえ、METsがどこまで続くかわからないといまいちわかりづらいですよね。

なので最後にMETsの最高強度をまとめてお伝えいたします。

【ランニング22.5km/時：23METs】

この強度は箱根駅伝の大会記録ほどの速度で走った時の強度になります。

では、ダイエットに重要な筋力トレーニングの強度はどれほどなのでしょうか？
筋力トレーニングの強度は6METsとなっています。

思っていたほど強度が高くないと感じたのではないでしょうか？
ここで思い出していただきたいのが、METsは酸素摂取量をもとに算出しているという事です。

無酸素運動である筋力トレーニングだと数値は低くなります。

ダイエットとMETsの関係

METsがダイエットとどんな関係性があるのかを見ていきましょう。

上記の通り、METsとはあくまでエネルギーの消費量を数値化したもので、有酸素運動時に高い値を出すことが多いです。

ダイエットといえば有酸素運動と考える方も多いかと思いますが、このMETsでは有酸素運動の強度について簡易的に知ることができます。
有酸素運動で脂肪をエネルギーとして代謝したり、体内の水分を汗として体外に排出することで短期的な体重減少を望むことができます。
しかし、ダイエットについては人それぞれで認識が異なっていることが多々あります。

【体重を減らす＝ダイエット】の方や【体のラインをはっきりとさせる＝ダイエット】の方もいらっしゃいます。
考え方は違いますが、どちらのパターンでも有酸素のみで成し遂げるのは難しいということです。

例えば、体重を減らしたいという方に有酸素運動ばかりおすすめしても、食事の量が多いと体重が減りにくいように、有酸素運動をすれば痩せるというわけではありません。
更に、スタイルを良くしたいという方の姿勢が猫背や反り腰のままだと、どれだけ体重が軽くともスタイルがよく見える事はないと思います。

食事に関しては、基礎代謝や活動時代謝、運動時代謝などが指標になることが多く、消費カロリーが摂取カロリーを上回ることでダイエット効果につながります。

ダイエットの詳細については下記も合わせてご参照ください⬇︎⬇︎⬇︎

【ダイエット初心者向け】ストレスのない食事と運動の方法！〜浅草パーソナルジムN-fitness〜

有酸素と筋トレどちらを優先すべき？〜台東区上野・浅草パーソナルジムN-fitness〜