今回は、ウコン（ターメリック）の主成分であるクルクミンについてお話ししたいと思います。
カレーの黄色はクルクミンが基となって出来ていて、健康に寄与する様々な効果があります。

   

植物学的にウコンとターメリックは同じものを指します。
ウコンは日本語で「鬱金（うっこん）」ターメリックはラテン語で「terra merita（ターメリッタ:素晴らしい大地）」に由来するとされています。

ウコンはインド・東南アジアが原産地で、古くからアーユルベーダや中国医学で薬用植物として利用されてきました。

ちなみにウコンには春ウコン（キョウオウ）、秋ウコン（ウコン）、紫ウコン（ガジュツ）があります。
本記事では一般的に”ウコン”とされている秋ウコンの情報をベースに記述しています。

 

クルクミンって何？〜台東区浅草パーソナルジムN-fitness〜

クルクミンは、ウコン（ターメリック）の根茎に含まれる黄色の色素成分で、ポリフェノールの一種です。
ポリフェノールの解説については下記を参照ください。

【解説】ポリフェノールとダイエット〜台東区上野・浅草パーソナルジムN-fitness〜

この黄色は、カレー粉やたくあんの着色料として広く利用されています。
また、古くから伝統医学や料理に用いられ、その健康効果が注目されています。

クルクミンの主な効果〜台東区浅草パーソナルジムN-fitness〜

1. 抗酸化作用

クルクミンは強力な抗酸化作用を持ち、体内の活性酸素を除去し、細胞の老化や酸化ストレスを軽減する効果があります。
これにより、生活習慣病の予防や美肌効果が期待されています。

2. 抗炎症作用

炎症を抑える効果があり、関節炎や筋肉痛の緩和に寄与します。
また、慢性炎症が関与する疾患の予防にも効果的とされています。

3. 肝機能の向上

肝臓の解毒作用をサポートし、肝機能の改善や脂肪肝の予防に役立つとされています。
ただし、過剰摂取や個人差により、肝機能に悪影響を及ぼす可能性も報告されています。

4. コレステロール値の低下

胆汁の分泌を促進し、血中コレステロール値の低下に寄与します。
これにより、動脈硬化や心血管疾患のリスクを減少させる効果が期待されています。

5. 脳機能の活性化

神経細胞の保護や新生を促進し、認知機能の向上やアルツハイマー病の予防に効果があるとされています。

本日は以上となります。
次回もクルクミンの効能について解説していきたいと思います。

 

まとめ〜台東区浅草パーソナルジムN-fitness〜

いかがでしたでしょうか？

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