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【働き解説】オメガ3の効果は?何がいいの?〜台東区上野・浅草パーソナルジムN-fitness〜

テレビ番組などで、よく耳にするオメガ3という言葉。

よく聞くけど、どういうもので何にいいのか?
よく分からないという方も多くいらっしゃるかと思います。

今回は、そんな『オメガ3』について詳しく解説していきます。

【働き解説】オメガ3の効果〜台東区上野浅草パーソナルジムN-fitness〜

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なぜオメガ3が有名に?

極北で生活を営むイヌイットは、アザラシなどの脂肪の多い動物を主食とした食生活を行なっているにも関わらず、心臓病の発生率が低いということが注目を集めました。

その中で最も話題に上がったのが”オメガ3”という脂肪酸です。

この研究では、イヌイットの生活環境及び食生活と、現代の私達の食生活には大きな差がある為、一概に心臓病のリスクに対してどのように違いがあるかを断定する事は出来ませんでした。

しかし、この研究で注目を浴びたオメガ3の作用については、解明され私達の身体に良い影響をもたらす事もしっかりと研究結果で裏付けされることとなったのです。

 

オメガ3とは?

さて、オメガ3とは一体どんな作用があるのか?
身体にどのような好影響をもたらしてくれるのかを以降で解説してまいります。

オメガ3とは、脂肪を構成する脂肪酸のうちの1つです。

オメガ3の種類

  1. α–リノレン酸
  2. ステアリドン酸
  3. エイコサトリエン酸
  4. エイコサテトラエン酸
  5. (EPA)エイコサペンタエン酸
  6. ドコサペンタエン酸
  7. (DHA)ドコサヘキサエン酸
  8. テトラコサペンタエン酸
  9. テトラコサヘキサエン酸

の9種類が存在しています。
この9種類の中で特に有名なのが下記3種に当たります。

1.α–リノレン酸
2.EPA(エイコサペンタエン酸)
3.DHA(ドコサヘキサエン酸)

以下では、代表的3種類に関してふれていきます。

 

1.α-リノレン酸

α-リノレン酸はオメガ3の中で唯一体内生成されないため食事から摂取する必要があります。

植物油や大豆に多く含まれているα−リノレン酸は、血液改善、血栓予防効果、アレルギー抑制効果、老化予防、うつ軽減などの豊富な効果が期待出来ます。

この5つの効果は、のちにご紹介するエイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)の作用によるものが大きいです。

このEPA、DHAはα−リノレン酸から体内で生成可能なものの為、α-リノレン酸もご紹介させて頂きました。

α-リノレン酸は食事やサプリから摂取する必要だある為、意識的な食事が不可欠です。

α-リノレン酸が多く含まれているのはあまに油やエゴマ油などの植物油です。
植物油以外にも、しそ、ほうれん草、くるみなどにも含まれています。

α-リノレン酸の摂取量は、1日に2000mgの摂取が好ましいと言われています。
この量は単品食から摂取するのは非常に難しい為、食事を上手く組み合わせて摂取する事が肝心となります。

α-リノレン酸の効果の一つに「細胞膜の構成成分になる」とういうものがあります。
他にも、血栓が作られるのを防ぐ効果や、血圧を下げる効果、アレルギー抑制効果などもありますが、
結局のところ、これらの血液に関する効果・作用はEPAとDHAによるものです。

α-リノレン酸はEPAとDHAを作り出すことができるため、間接的に血液に関与すると言えます。

 

2.EPA(エイコサペンタエン酸)

上記で度々登場した、EPAはα−リノレン酸から体内で作り出すことが出来ます。
さらに、他の食事からも摂取することが可能で青魚に多く含まれています。

エイコサペンタエン酸は血液をサラサラにしたり、中性脂肪の蓄積低下、心臓病や脳梗塞の予防にも効果があります。

α−リノレン酸と同じく不足しがちなEPAですが、推奨されている摂取量は男性で約2000mg、女性で約1600mgとなっています。

しかし、一般的な日本人のEPAの摂取量はこの半分も満たされていません。
ですので、より意識的な摂取が望まれます

EPAが体内から不足してしまうと、血液がドロドロになり、中性脂肪や悪玉コレステロールが増加してしまいます。
さらには、生理活性物質の減少によるうつ症状やアレルギー症状を引き起こす可能性もあります。

3.DHA(ドコサヘキサエン酸)

DHAもEPAと同様に、α-リノレン酸から作り出すことが可能です。

DHAもEPAと似た作用があり、血液をサラサラにしたり脂肪や血液に関わる作用を持っています
その為、よく一緒くたにされる事が多い栄養素です。

加えて、DHAには脳細胞の活性化にも関わる事が分かっており、不足すると記憶力や学習能力の低下につながる可能性があります。

DHAも青魚に多く含まれており、1日の推奨摂取量は1000mg〜1500mgとなっています。

下記でDHA・EPAに関する詳細を解説しております。
【解説】DHA・EPAって?脂肪酸とは?

結局、オメガ3って何がいいの?

ここまで、オメガ3の代表的な3種類に関して見てきました。
続いては、オメガ3が良いと言われる所以について、述べていきます。

オメガ3には、砂糖が原因で起こる精神障害やIQの低下を防ぐ効果が期待されます。
他にも、抗炎症物質を生みだす助けになったり、神経の保護などの効果も認められています。
※「砂糖」に関しては別記事で解説してまいります。

さらに、オメガ3はダイエットにも、有益である事が分かっています。

EPAにはタンパク質分解を抑制する効果もある為、必須アミノ酸と合わせて摂取することでタンパク質合成を高める効果も確認されています。

 

オメガ3とダイエット

上述した通り、オメガ3にはタンパク質の分解を抑え合成を促進させることが分かりました。
この結果がどうダイエットに影響してくるのか?

トレーニング のダイエットにおける関与としては、筋肉がつくことによる基礎代謝向上が挙げられます。
また、単純な消費カロリーの増大など、ダイエット達成の過程でトレーニングの目的は様々です。

総じて言えることは、ダイエット成功の鍵は筋肉量と脂肪分解を上向きにして、脂肪の合成を下向きに促す事です。
消費カロリーを稼ぐ為の基礎代謝向上は、筋肉が一定量ついていなければ望めません。
そうしてダイエット効果は薄まり、太りやすく痩せにくい身体になってしまいます。

そのため、筋肉をできるだけ分解させずにつけていく必要があります。

オメガ3には、この重要な筋肉の構成物質であるタンパク質の分解の抑制と合成を促せるため、結果的に筋肉量が増えダイエット効果向上へとつながると言えます。

 

まとめ

オメガ3がどんなもので、健康やダイエットにどう関係しているのかが分かっていただけたのではないでしょうか?
もちろん、ダイエットをするしないに関わらず、大切な栄養素であることは間違いありません。

日本人の大多数は摂取量が不足している為、病気になりにくい身体を作るためにも普段からオメガ3を意識した食生活を心がけてみてください!

 

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