筋トレ筋肉 2023.06.21
【筋肉のしくみ】筋収縮の詳細!拮抗筋とは?〜台東区浅草パーソナルジムN-fitness〜
「筋収縮させる!」
そんな言葉を聞いたことがあるでしょうか?
筋収縮とはどのようなものか、理解している人は少ないです。
ダイエットや健康維持の為にトレーニングを行なっている方には、馴染みのない筋収縮なる現象。
今回は、筋収縮とは何なのんかについて簡単に解説していきます。
筋収縮とは?〜台東区浅草パーソナルジムN-fitness〜
筋収縮とは、文字通り意味を通すと「筋肉が短くなること」を指します。
逆に筋肉が引き伸ばされていることを伸張と表します。
ここまでは順当ですが、実は「筋収縮」には伸張の意味も含まれています。
伸張なのに、収縮とは意味が通りませんね。
しかし、筋肉界隈では伸張性収縮(エキセントリック)なる言葉もまかり通ります。
分野ごとに意味合いが変わることは、どのような分野でも間々あることですが、ここでも【筋収縮=筋肉の伸び縮みが行われる状態】と考えてください。
また、筋肉自体の長さが変わら(距離が小さくも大きくもならない、縮みも伸びもし)ない状態でも、筋肉が力を発揮している時には筋収縮と呼ばれます。
この状態を等尺性収縮(アイソメトリック)と言います。
つまり、筋収縮とは上記の伸び縮み以外にも、力が発揮され均衡が保たれている状態にも適用されるということになります。
小難しくなりましたが、要するに筋収縮は伸びようが縮もうが力が拮抗しようが、能動的に力が発揮されていことを指します。
ちなみに伸張性収縮(エキセントリック)とは、筋肉がブレーキとして働き引き伸ばされた状態のことを指します。
筋肉の収縮する方向【拮抗筋】
筋収縮については上記で詳しく解説してきました。
ここでは、収縮方向がどのように筋肉に関与していくのかについて述べていきます。
筋肉は収縮・伸張・拮抗していても、筋収縮と表現します。
これは筋肉自体が中心方向に向かって力が発揮されているという事です。
ここで疑問に感じるのは「伸張」や「拮抗」の際の力のベクトルではないでしょうか?
筋肉は、自ら外に向かって伸びることは絶対にありえません。
中心に向かって縮みっぱです。
しかし、実際の動きの中で、縮んだ筋肉が縮んだままでは動きとして成立しません。
そこで、反対方向に縮む筋肉が存在し、縮みきった筋肉を元の状態へ戻すように作用します。
これが【拮抗筋】と言われる筋肉で、縮む作用に対して「伸張」「拮抗」状態に作用させる事が可能となります。
筋肉自体はあくまでも縮む事しかできず、相互に作用する筋肉が縮む事で、拮抗や伸張という状態に筋肉を作用させる事が出来るという事です。
例1.上腕二頭筋(力こぶ)に対しての上腕三頭筋(二の腕)
例2.大腿四頭筋(前もも)に対してのハムストリング(裏もも)
・伸張性収縮(エキセントリック)の場合
筋肉がブレーキとして力を発揮し、引き伸ばされた状態を指します。
この時、筋肉は厳密に言うと収縮しているわけではなく伸張しています。
上記でも述べた通り、筋肉自体は中心方向へしか自力で縮みませんので、この状態が作り上げらているのは(重力など外的な力から)拮抗筋が作用することで筋肉を引き伸ばしている状態です。
トレーニングに置いては、ゆっくりと重量を下ろしている際に起こる筋肉の作用です。
・等尺性収縮(アイソメトリック)の場合
等尺性収縮とは、筋肉の両端が固定され筋肉自体の長さが変わらない状態を指します。
力が発揮されているが、動作は止まっているような状態です(握力や背筋力の計測の際など)。
つまり、拮抗筋に対する主動筋に動きはなく拮抗状態にある動作の際に起こる筋収縮にあたります。
【等尺性収縮】アイソメトリックのトレーニング?〜台東区浅草パーソナルジムN-fitness〜
筋肉のバランス
繰り返しになりますが、筋肉が自力で動かせる方向は中心方向です。
自ら外に向かって伸びることは出来ません。
縮みきった筋肉は自力で外へ伸びることが出来ない為、外的力や拮抗筋の力を借りる必要があります。
主動筋にあたる筋肉には、動作をする際に必ずパートナーがおり、それが拮抗筋になります。
日常生活やスポーツなどを楽しむにあたっては、拮抗筋が働くことで動きの上手い下手が生じたり、怪我なく流れるように動作を行うことが出来ます。
そんな拮抗筋を主動筋同様にバランス良く鍛える必要があります。
ここでは、筋肉のバランスについて言及していきます。
拮抗筋のバランス
拮抗筋に関して、拮抗筋同士の力は、そもそもバランスが取れているものではありません。
屈曲の際に主動筋として働く筋肉が、伸展の際に拮抗筋として働くことが考えられる為です。
また、そもそも筋肉自体、力の目的が異なり構造が違う為、当たり前のことです。
普段の生活を行うだけなら、その力の差は大きく影響しませんが、より力を発揮する必要のある動きを行う(アスリートなど一定のスポーツ競技などの)場合は事情が異なります。
大きく力を発揮する下半身で考えると、ジヤンプを行う際に主動筋である大腿四頭筋の力の差と拮抗筋であるハムストリングの力の差が大きくなると、主動筋の力に耐えられず肉離れなどの危険性が伴います。
普段スポーツやトレーニングを日常的に行っていない方が、久々に運動した際に肉離れをしてしまったなんて話を良く聞きますが、この筋力差が一要因と考えられます。
アンバランスである拮抗筋は意識してトレーニングすることで、バランスをとる必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
少し込み入った話にはなりましたが、筋肉の収縮についてご理解頂けたかと思います。
日常生活もさることながら、休日に趣味としてスポーツを楽しむ方も多いです。
突然の怪我なども怖さはあります。
ですので、普段からご自身の体のメンテナンスを行い、バランスの良い筋力を発揮できるようにトレーニングを習慣化出来ると良いかと思います。
合わせて読みたい!筋繊維の話は下記より⬇︎⬇︎⬇︎
【筋肉解説】筋繊維って?筋肉が動く仕組み〜台東区上野・浅草パーソナルジムN-fitness 〜
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