栄養 2023.12.06
【ATP産生の仕組み】解糖系〜浅草のパーソナルジムN-fitness〜
ATPについては、下記にて詳しく解説しております。
ATPを作ることが、食べることの最大の目的であることは理解頂けているかと思います。
人が栄養素からエネルギーを得る仕組みは複雑です。
しかし、実によくできた生存のための機能です。
3つのエネルギー代謝のステージについてもご紹介してきましたが、ここでは詳しく解説していきます。
まずは『解糖系』からです。
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ATP解糖系〜浅草のパーソナルジムN-fitness〜
ATPの産生において、解糖系とはグルコース1分子がピルビン酸2分子へと分解される反応のことです。
その他の2つのステージ(クエン酸回路、電子伝達系)とは違い、酸素がない状態でも進行する点が特徴と言えます。
この酸素を使わない反応を嫌気的代謝と呼びます。
解糖系では実に10段階ほどの反応工程を経ます。
順を追って確認していきましょう。
グルコースの変化
まず、グルコースが酵素の働きによってグルコース6-リン酸へ変化します。
この時、ATPから発生されるエネルギー(※微量のATPが細胞内に存在する為)を利用して行われます。
そして、フルクトース6-リン酸も同様に作られ、それを経てフルクトース1.6-ビスリン酸に変化されます。
この際にも、ATPが1分子使用されます。
その後、ジヒドロキシアセトンリン酸とグリセルアルデヒド3-リン酸を生成、1.3-ビスホスホグリセリン酸(2分子)へ変化します。
この1.3-ビスホスホグリセリンが3-ホスホグリセリン酸(2分子)に変化するとき、ATPが2分子作られます。
上記で利用されていたATP(計2分子)分がここで補えます。
3-ホスホグリセリン酸は、2-ホスホグリセリン酸、ホスホエノールピルビン酸を経て、ピルビン酸(2分子)に変化します。
このピルビン酸の変化のタイミングでさらに2分子のATPが作られ、ATPの数としてはグルコース1分子に対して2分子分の代謝が行われたことになります。
上記工程を経て、第一ステージでのATP産生が完了いたします。
ピルビン酸が最終工程として産生され、次のステージのクエン酸回路にて利用されるのですが、酸素がある場合にはアセチルCoA(2分子)、酸素がない場合には乳酸(2分子)に変化します。
つまり、酸素がある状態で、アセチルCoAとならないと次のATP産生の工程には入れないのです。
酸素があることで、より大きなエネルギーを生み出すことができるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ここでは解糖系に関して、解説してまいりました。
次のステージであるクエン酸回路、電子伝達系についても解説してまいります。
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