MCTオイルを知っていますか？
最近では、スーパーなどにも売っていたりネットで見た事がある方も多くいらっしゃるかと思います。

ダイエットを初めていく中で食事の改善は欠かせない物になってます。

今回は最近注目のMCTオイルについて解説していきます。

 

MCTオイルとは〜台東区上野・浅草パーソナルジムN-fitness〜

MCTとは「Medium Chain Triglyceride」の頭文字をとった物になります。
日本語訳としては「中鎖脂肪酸」という意味です。

中鎖脂肪酸とは飽和脂肪酸の一つであり、乳製品やパーム油などにも多く含まれています。

身体に吸収されてからエネルギーになりやすいという事もあり、身体に脂肪がつきにくい特徴があると言われる優れもの。

そんな優秀な油であるMCTオイルは、糖質制限下で力を発揮します。

 

MCTオイルを摂取するメリット

◯ダイエットサポート

中鎖脂肪酸を摂取すると、体内で「ケトン体」と呼ばれるエネルギー源の生成が促されます。
このケトン体は糖質制限などで体内のグリコーゲン（糖）が枯渇した状態の時に脂肪を燃焼して生成されるものです。

ケトン体はグリコーゲン（糖）よりもエネルギー効率が良く、かつ脂肪を燃焼して生成されるためダイエット業界で注目を集めるようになりました。

中鎖脂肪酸は、このケトン体の生成を助ける働きがあるため、脂肪をエネルギーとして使う体質（ケトン体回路）に切り替わりやすくなります。

 

◯脳のエネルギー補給

記憶障害、見当識障害、判断力低下といったアルツハイマー型認知症の症状は、脳の神経細胞がガス欠のような状態になり正常に機能しなくなることで現れます。
アルツハイマー型認知症では、神経細胞のエネルギー源である「ブドウ糖」を上手く利用できない状態になっています。

そこで注目されているのが「ケトン体」です。

ケトン体はブドウ糖以外の栄養素が通れない脳のセキュリティ「血液脳関門」を通れるため、ブドウ糖の代わりに脳のエネルギー源になれる唯一の物質です。

その為、ケトン体は「脳の第2のエネルギー源」と言われております。
中鎖脂肪酸には、ケトン体の生成を促進する働きがあるため、ケトン体が脳の神経細胞のエネルギー不足を補ってくれるのです。

 

MCTオイルを摂取するデメリット

◯油なので過剰に摂取すれば太る

MCTオイルも油です。
そのため、過剰に摂取するとカロリーオーバーで太ります。

脂質は、三大栄養素（糖質・脂質・たんぱく質）の中で、最もカロリーが高いです。
肉・魚・サラダなどさまざまなものにマッチするMCTオイルは、ついつい摂取しがちになります。

運動や食事制限をせずにMCTオイルをだけを摂取するのは、体重の増加につながるので注意が必要です。

MCTオイルもオリーブオイルなどと同じ油であることを、頭に入れておきましょう。

気になる1日の脂質摂取量！脂質の役割とは？〜台東区上野・浅草パーソナルジムN-fitness〜

 

◯胃痛・腹痛・下痢になることがある

MCTオイルは一度で多量に摂ると、胃痛・腹痛・下痢の症状が出る場合があります。
胃痛や腹痛の大きな原因は、ケトン体の上昇によるものです。

ケトン体は、糖質制限などでブドウ糖が不足したときに、エネルギー源として体内で生成される物質です。
ケトン体が体内で増え過ぎると体液が酸性になり、胃痛や腹痛を引き起こします。

下痢の症状は、消化吸収のスピードが速くなることで起こりやすくなります。

MCTオイルに含まれる中鎖脂肪酸の吸収スピードは、一般的な油と比較して約4倍。

素早くエネルギーに変わって小腸内の浸透圧が高くなると、水分が粘膜を通じて腸管へ移ります。
腸内の水分量が増加することで、下痢の症状が発生する仕組みです。

良いものだからと多量に摂取するのは考えものです…。

 

MCTオイルのポイント確認

①エネルギーになりやすい

エネルギーになりやすい油のためダイエットにオススメです。
一般的な油脂として挙げられるオリーブオイルやサラダ油、バターやラードには「長鎖脂肪酸」が含まれております。

 

②MCTオイルの原料をチェック

パッケージの裏の成分表をチェックしましょう。
裏面に記載されている栄養成分表の原材料には、ほぼ必ず「中鎖脂肪酸油」と記載があります。 MCTオイルの原材料は下記です。

• ココナッツ
• パームヤシ(アブラヤシ)

の2種類から抽出されます。
どちらの植物から抽出されているかについては表記されないのでチェックが必要です。
その内、ココナッツの方が希少価値が高いとされています。個人のこだわりに合わせてお選びください。

 

③MCTオイルの「成分」をチェックする

商品の表面のパッケージを見てみましょう。

MCTオイルは、C8(カプリル酸)、C10(カプリン酸)、C12(ラウリン酸)に分類されます。

この3つの中でも、特にエネルギー効率が良いとされるのが「C8」と「C10」です。
MCTオイルの中でも「どのような成分が、どれくらいの比率で配合されているか?」ここは大きな違いになりますので、要チェックです。

 

④自分の好みに合った味・風味を選ぶ!

例えば「オリーブオイル」と言っても、味や香りがたくさんあるように、MCTオイルもそれぞれ特徴があります。

• ココナッツの味を感じる
• 液体の色が黄色がかっている
• ロ当たりの質感が濃く感じる

 毎日体に摂り入れるものなので、自分の好みにあったたMCTオイルを選びましょう。

 

MCTオイルのカロリー

どんな食事でも、カロリーは潜んでいます。
勿論、ダイエットにおいてアンダーカロリーは必要不可欠。

では、MCTオイルのカロリーを確認していきます。

・1g＝9kcal

これは脂質の1gあたりのカロリーです。
MCTオイルの使用法としては、少量での活用方法となるため、基本的にはあまり深くカロリーを気にする必要はありません。

コーヒーに垂らしたり、サラダにサッとかけるだけで十分です。

 

まとめ

いかがだったでしょうか？ 今回はMCTオイルの解説をさせて頂きました。
これからダイエットを始めるかた、食生活の中でぜひMCTオイルを使ってみて下さい。
様々なダイエット料理に使用する事ができます。
料理に使用する事でより健康的に食事を摂る事ができます。

また、MCTオイルと切っても切り離せない、糖質制限に関する記事は下記でご確認ください！

【完全版・カロリー制限との違い】糖質制限のやり方・注意点〜台東区上野・浅草パーソナルジムN-fitness〜

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