下記では、大胸筋の基礎的な部分や器質的な側面について触れてきました。

【筋肉解説】大胸筋について細かく解説〜台東区浅草パーソナルジムN-fitness〜

今回はデスクワークの方が特にお困りになっている、猫背や巻き肩に関してお伝えしていきます。

デスクワークの方の猫背、巻き肩〜台東区浅草パーソナルジムN-fitness〜

日々筋トレをしている上で、猫背や巻き肩の場合に、大胸筋等の身体の前面と後面の筋力拮抗バランスが悪いことが多いです。

※筋力拮抗に関しては別記事で解説。

簡単に言うと背中の筋肉に比べて大胸筋が過剰に強い状況です。
しかし、トレーニーはそれを良しとした上でやっている方がほとんどです。

逆に運動習慣がなく、猫背と巻き肩が気になる場合は大胸筋が強すぎるのではなく、”従重力”の楽な姿勢のままデスクワークを長時間行っている状況です。
これは大胸筋の筋繊維が短いまま固まってしまって猫背、巻き肩となる原因になる事が多いです。

結果としてその逆の動作である体を反らす動きが出しずらくなります。

上記の画像において、左側の適切な抗重力の姿勢を崩すと、従重力の影響が強くなります。

この状態の解消のためには、硬くなった筋肉を動かすためにストレッチやトレーニングを実施することが大事となります。

ベンチプレスやダンベルフライは猫背・巻き肩とは真逆の姿勢を取りつつ、伸張性収縮により硬くなった筋肉をストレッチする種目です。
つまり、猫背や巻き肩のケアに有効な種目と言えます。

【トレーニング種目解説】正しいベンチプレス〜台東区浅草パーソナルジムN-fitness〜

姿勢が崩れて、首が痛い方〜台東区浅草パーソナルジムN-fitness〜

頸椎症（首、肩甲骨付近が痛い）の方に対しては、鎖骨胸筋筋膜（大胸筋、小胸筋、斜角筋、鎖骨下筋等）のアプローチが有効とされています。

大胸筋のストレッチ・マッサージ等は自身で行いにくいものが多いので、是非弊社にご相談ください。

まとめ