栄養 2023.11.13
【ATPまとめ】エネルギー産生の仕組み〜台東区浅草パーソナルジムN-fitness〜
私たちが普段活動するにあたり必要となるのがエネルギーです。
そして、エネルギーを産生する事は生きる事と同義になります。
食後にカラダが熱くなる事があると思います。
これは栄養素が燃えてエネルギーを産生している証拠と言えるでしょう。
栄養学的に言うと、エネルギー源である三大栄養素がエネルギー分子ATPに変換される過程で熱が放出されます。
三代栄養素が「熱量素」と言われる所以です。
【エネルギー源】三大栄養素解説〜台東区上野・浅草パーソナルジムN-fitness〜
【栄養学】何をするにもエネルギーが必要!〜台東区浅草パーソナルジムN-fitness〜
さて、今回はそんなエネルギーの産生をより詳しく解説してまいります。
ATPについては、下記でも言及しております。
合わせてご確認くださいませ。
【解説】”エネルギー通貨”ATPとは?〜台東区上野・浅草パーソナルジムN-fitness〜
ATP産生=生き続ける事〜台東区浅草パーソナルジムN-fitness〜
ATPとは、正式名称が”アデノシン三リン酸”と呼び、アデニンとリボースの化合物である「アデノシン」にリン酸が3つ結合したものです。
ATPはあらゆる細胞が活動するために必要不可欠な高エネルギーの化合物です。
上記でも、三大栄養素からATPを作る時、熱が生じる事は述べました。
なぜ熱が生まれるのか?
それは「熱力学第一法則(エネルギー保存の法則)」が関係します。
化合物などの化学物質が、反応前と反応後でエネルギー総量が等しくなることを指した法則となります。
この法則はATPの産生反応にも適用されるのですが、その際にエネルギー全てがATPに受け渡されるわけでなく、約半分が熱として放出してしまいます。
この反応によって、食後に体温が上がる訳ですね。
【エネルギー】
・三大栄養素(熱量素):100▶︎▶︎▶︎ATP:50+熱:50
上記イメージです。
ATPでエネルギーが貯蔵されている部分はリン酸同士の結合部分です。
そして、一番外側のリン酸結合部分が1つ切れることで、7.3kcal/molのエネルギーが発生します。
1kcalは1リットルの水の温度を1度上げるエネルギーです。
ATPが1molあれば、1リットルの水が7.3度上昇するということです。
ちなみに、ATPから、リン酸結合が一つ外れたものをADP(アデノシン二リン酸)と呼びます。
エネルギーの循環は、このATPとADPが繰り返し循環することで、私たちは生きる為のエネルギーを得ているわけです。
まとめ
エネルギーの産生に当たってのATPに関して、理解が深まりましたでしょうか?
次回以降では、ATPのサイクルについて深堀してお話ししていきたいと思います。
N-fitnessでは、細かいお食事指導及び、ライフスタイルに合わせたトレーニングをご提供しております。
是非、一度ご来店いただき、お悩みをお聞かせくださいませ!
LINEからのお問い合わせは下記より♪
【LINE/お問い合わせ/浅草店】(完全個室・通い放題 上野・浅草の新パーソナルジムN-fitness)
【LINE/お問い合わせ/上野店】(完全個室・通い放題 上野・浅草の新パーソナルジムN-fitness)
WEBでのお申込みはこちらから!
【WEBお申込/お問い合わせ】
上野・浅草のパーソナルジムN-fitness(エヌフィットネス)