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椎間板と椎間関節、腰痛の理解を深める〜台東区浅草パーソナルジムN-fitness〜

本日は腰痛に深く関係する椎間板と椎間関節、そして腰痛との関係性について説明いたします。
腰痛に関してはこちらの記事も参照ください。
【基礎解説】腰痛に対するアプローチ〜台東区浅草パーソナルジムN-fitness〜

腰痛の主な原因のひとつとして挙げられる椎間板と椎間関節。
これらの組織について詳く理解することは、腰痛の原因を探るうえで非常に重要です。
本記事では、椎間板と椎間関節の構造と役割、腰痛との関係性について掘り下げていきます。

 

椎間板とは?〜台東区浅草パーソナルジムN-fitness〜

椎間板は、椎体と椎体の間に存在する板状の組織です。その主な構造は以下の2つから成り立っています。

1. 線維輪

木の年輪のように層状に重なった構造で、椎間板の外側を構成しています。

2. 髄核

椎間板の中心に位置し、ジェル状の組織で外部からの圧力を分散する役割を担います。

 

椎間板の役割〜台東区浅草パーソナルジムN-fitness〜

椎間板は、脊椎の可動性を確保しながら、圧力や衝撃を分散する重要な役割を果たしています。
しかし、線維輪の後方部分は比較的脆弱であるため、屈曲や圧力が加わると後方に負担が集中しやすくなります。
これが椎間板ヘルニアの主な原因の一つです。

 

椎間板にかかる負荷の違い〜台東区浅草パーソナルジムN-fitness〜

腰椎への負担は椎間板の状態で変化すると言われています。
椎間板そのものに着目をしたとき、加圧、屈曲時にどの程度の圧力が加わるかは、その変性具合で評価します。

椎間板を、後方・中央・前方とエリアを分けた場合、
前屈をすると100%の付加が後方8%、中央48%、前方44%で分散されるとされています。
一方で変性をしてくると、後方40%、中央41%、前方19%というふうに、負担のかかる部位がより後方に移動していきます。

年齢など複数の要素によって椎間板が変性すると、脊椎の後弯運動+その状態でさらに重いものを持った場合などに、
負担が後方に集中して髄核が後方に飛び出て神経を圧迫しヘルニアとなります。

変性すると後方への負担が増すということは、椎間関節の後方にも負担がかかりやすくなります。
ご高齢になって椎間板が減少してくると、ヘルニアになるリスクはむしろ減ります。
椎間関節などが原因になる脊柱菅狭窄症の問題が増えていきます。
逆に若い人は脊柱菅狭窄症のリスクは少なく、中学生ぐらいからヘルニアのリスクが上がっていきます。


-若年層

椎間板が柔軟なため、ヘルニアのリスクが高い。

-高齢者

椎間板が変性して薄くなるため、椎間関節や脊柱管狭窄症が主な原因になりやすい。


簡単にまとめると上記のようになります。
腰痛の原因を考える際は、まず年齢を確認することが重要です。
これにより、痛みの発生源をある程度予測することができます。

 

椎間関節とは?〜台東区浅草パーソナルジムN-fitness〜

椎間関節は、上位の椎体と下位の椎体を結ぶ関節で、脊柱の安定性と可動性を支えています。
椎間板と異なり、通常時には全体の約2割程度の負担を受けるとされています。

 

椎間関節と腰痛〜台東区浅草パーソナルジムN-fitness〜

椎間関節の負担は、以下のような特定の動作で増加します。

• 体幹の伸展

背中を反らす動作で椎間関節への負担が増します。

• 回旋と側屈の組み合わせ

側屈(体を横に曲げる動作)と反対方向への回旋が同時に起きると、負担が大きくなります。
こうした負担が続くと、椎間関節の痛みや椎間関節症、さらには脊柱管狭窄症などの原因になる可能性があります。

 

腰痛の評価と対策〜台東区浅草パーソナルジムN-fitness〜

椎間板由来の腰痛と椎間関節由来の腰痛には、それぞれ特徴があります。

• 椎間板由来の痛み

圧力が加わる動作(ジャンプ、重いものを持つ、くしゃみなど)で増強。放散痛が伴う場合もある。

• 椎間関節由来の痛み

体幹を反らす動作や側屈・回旋で増強。局所的な痛みが主。

 

診断方法の例〜台東区浅草パーソナルジムN-fitness〜

以下のようなテストを行うことで、痛みの原因を特定できます。

• SLRテスト

仰向けの状態で脚を上げ、坐骨神経に痛みが出るかを確認。
ヘルニアの可能性を探ります。

• ケンプテスト

体幹を反らしながら同側の側屈と反対方向への回旋を行い、椎間関節の痛みを評価。
また、腹式呼吸や特定のエクササイズによる痛みの変化を観察することで、筋肉や関節の代償動作が原因となっているかを推測することも可能です。

 

腰痛の原因を考察する視点〜台東区浅草パーソナルジムN-fitness〜

腰痛の85%は「原因不明」とされることが多いですが、椎間板、椎間関節、多裂筋、仙腸関節などが主な原因となっている場合が少なくありません。

それぞれの組織がどのような役割を果たしているのか、そして負担がかかる動作や条件を理解することで、原因を特定するヒントを得られます。
バイオメカニクスの視点を取り入れながら、クライアントの身体を観察することで、痛みの根本的な原因をより的確に評価し、適切な対策を立てていきましょう。

 

まとめ〜台東区浅草パーソナルジムN-fitness〜

椎間板と椎間関節は、腰痛に深く関わる重要な組織です。
それぞれの構造や特徴、負担がかかる動作を理解することで、腰痛の原因を的確に予測し適切な対処が可能になります。

痛みの評価には、年齢や動作の特徴を踏まえたアプローチが重要です。今後の腰痛対応の参考にしてください!

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