栄養 2023.12.05
【科学的】タンパク質の造り〜台東区浅草パーソナルジムN-fitness〜
タンパク質は、栄養素として重要であることは言うまでもありません。
私たちにとって、重要であることの本当の理由は、人を含めた生物の持つ多様な働きに直接かかわっている事でにあります。
タンパク質の働きの多様性は、その造りと姿、すなわち構造の多様性に基づいています。
その一方で、1種類のタンパク質は、それ固有の造りと姿を持っており、その結果、独自の働きを担っています。
タンパク質は20種類のアミノ酸がつながった鎖状の造りになっていおり、この20種類のアミノ酸の並び方(これをアミノ酸配列と呼ぶ)は実に多様であり、その鎖の長さも様々です。
これらの造りがタンパク質の多様性の源になっている。
今回はより化学的な見地でタンパク質に関してご紹介していきます。
タンパク質はアミノ酸から出来ている〜台東区浅草パーソナルジムNfitness〜
タンパク質はアミノ酸が連なった鎖状の生体高分子です。
【タンパク質】生体高分子として〜台東区浅草パーソナルジムN-fitness〜
アミノ酸はペプチド配合と呼ばれる結合でつながっていますが、アミノ酸とはどのようなものなのか?
※ペプチド配合、アミノ酸
アミノ酸は、化学式としては1個の炭素原子(C)にアミノ基(-NH2)、カルボキシル基(COOH)が結合した分子です。
そこに水素原子(-H)と原子団(-R)が炭素原子に結合しています。
原子団である(-R)がアミノ酸ごとに異なり、この原子団を側鎖と呼んでいます。
図で表すと、下記のようの構造を持ちます。
図.1
(水素原子)
H
|
(アミノ基)H2N—(炭素原子)C—(カルボキシル基)COOH
|
R
(側鎖)
ペプチド結合の形成には、上記の構造を持つアミノ酸が重なり、縮合反応が起こり形成される。
出来上がったものをペプチド分子と呼び、アミノ酸が数個結合したものをオリゴペプチド、多数つながったものをポリペプチドと呼称します。
ポリペプチド=タンパク質ですね。
化学的なお話となりましたが、分子レベルで考えると、タンパク質はこのような構造をしています。
ここで大事になるのは、この(20種類の)アミノ酸は側鎖の違いによってそれぞれ特性が違っているということです。
この造りによって、タンパク質の多様性が創出されているということです。
細かく述べると側鎖の違いによって、化学的性質が変化して、親水性の高いものや、疎水性があるものなどの特性が出てきます。
これによって吸収のしやすさや、分子の大きさによって分解のしやすさなどの変化が生み出されたり、働きにも変化が生じてくると言えます。
このアミノ酸の配列は遺伝子情報としてコードに示されている、指定されたものとなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ここでは、タンパク質をより高度な科学的な方面で解説しています。
実際のトレーニングの現場で、ここまで細かく栄養知識に関して必要となることは少ないです。
科学的にわかっていることも多くある中、とても複雑と感じられる親しみにくい知識なのではないでしょうか?
今回は、そういうものなのだなと思っていただくだけで十分かと存じます。
タンパク質の概要に関しては下記をご参照ください。
【概要】筋肉にとってのタンパク質とアミノ酸とは?〜台東区浅草パーソナルジムN-fitness〜
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